日本のみならず全世界で人気の漫画『ドラゴンボール』の作者の漫画家・鳥山明さんが3月1日に、68歳という若さで「急性硬膜下血腫」により永眠しました。
突然の訃報に本当に驚きを隠せませんよね。
そこで、鳥山明先生の今までの素晴らしい経歴について詳しく紹介していきます。
【顔画像】鳥山明の経歴wikiプロフ!
👋
— おでんちくわぶ (@odechiku) March 8, 2024
Akira Toriyama, 68, manga artist, died suddenly.
漫画家・鳥山明さん(68)急逝 3月1日に急性硬膜下血腫のため『ドラゴンボール』『Dr.スランプ』名作うみだす【コメント全文】https://t.co/tYKpLP5mkE pic.twitter.com/O6CJ235952
生誕 | 1955年4月5日 |
---|---|
出身地 | 愛知県名古屋市 |
職業 | 漫画家 デザイナー |
称号 | 芸術文化勲章 |
代表作 | 『Dr.スランプ』 『ドラゴンボール』 |
鳥山明は、1955年4月5日に愛知県名古屋市で生まれました。
幼少時代は貧しい家庭でしたが、絵を描くことが好きで、手塚治虫やディズニーの影響を受けました。
小学校や高校では絵画コンクールで入賞するなど、才能を発揮しました。
高校卒業後は、地元の広告会社にデザイナーとして就職しましたが、2年半で退職しました。
その後、漫画家を目指して、週刊少年ジャンプの新人賞に応募しました。
1978年に読み切り作品「ワンダーアイランド」でデビューしました。
週刊少年ジャンプ 52/1978年 昭和53年12月25日●鳥山明デビュー作読み切りワンダーアイランド/小島正春読み切り/小谷憲一/コンタロウ/秋本治 pic.twitter.com/MmRvTl8ooS
— 札幌の古本屋トロニカ 雑誌宅配買取 札幌古本出張買取 (@tronikabooks) July 23, 2018
1980年からは、鳥山の代表作となる「Dr.スランプ」の連載を開始しました。
この作品は、アンドロイドの少女アラレとペンギン村の住人たちのギャグ漫画で、大ヒットしました。
テレビアニメ化もされ、視聴率は36.9%を記録しました。
41年前に撮影された鳥山明先生とアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』のキャスト・スタッフ。
— 中井かんいち (@ichikawakon) March 8, 2024
1983(昭和58)年10月に箱根で撮影された写真。
写真内の①が鳥山先生、④が向井真理子さん(みどり先生役)、⑤が小山茉美さん(則巻アラレ役)。
鳥山先生はまだ20代。
『Dr.スランプ』12巻より引用。 pic.twitter.com/Q2rMe7aug6
1984年からは、鳥山の最大のヒット作となる「ドラゴンボール」の連載を開始しました。
1984年から1995年まで週刊少年ジャンプに連載されました。
その後、アニメやゲーム、映画など様々なメディアで展開され、日本だけでなく世界中で人気を博しました。
この作品は、ドラゴンボールという秘宝をめぐる冒険とバトルの漫画で、世界的な人気を博しました。
「悟空の日」記念「悟空NO.1名台詞投票」を開催!!1位のセリフは商品化!! #dragonball #ドラゴンボール https://t.co/LlwG2Ne88v
— ドラゴンボールオフィシャル (@DB_official_jp) May 9, 2023
テレビアニメ化もされ、視聴率は29.5%を記録しました。
また、全世界で2億6000万部以上の単行本が発行されました。
鳥山先生は、漫画家としてだけでなく、ゲームやアニメのキャラクターデザインも手掛けました。
代表的なものは、ドラゴンクエストシリーズのキャラクターとモンスターのデザインです。
このゲームは、日本を代表するRPGで、シリーズ累計販売本数は8300万本に達しました。
1995年に「ドラゴンボール」の連載が終了した後は、鳥山は短編作品やイラストを中心に発表しています。
また、ドラゴンボールの新作映画やアニメの監修も行っていました。
鳥山さんが『週刊少年ジャンプ』で2000年23号~36・37合併号に短期集中掲載していた漫画『SAND LAND』のゲーム・アニメ新プロジェクトが先日、本格的に発表されたばかりで、新作アニメの配信が今月20日より控えていました。
また、2024年の秋には完全新作となるアニメシリーズ『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』がスタート予定でした。
どんな性格だった?
鳥山明先生は、非常にめんどくさがりな性格として有名で、彼が描く漫画にもその性格が大きく反映されています。
例えば、『ドラゴンボール』では、キャラクターの名前を食べ物や乗り物などに由来させたり、背景を描かなかったり、トーンを使わなかったりしています。
また、編集者に連載続行を強要されたことに嫌気が差して、最終回を急いで描いたこともあります。
鳥山先生は絵を描くことが好きで、小さい頃はお腹を空かせながら漫画を描くのが楽しみだったようで、小学校の写生コンクールで数回入賞し、高校時代には美化キャンペーンのポスターで全国高校生の部で入賞していたようです。
また妹によく悪戯をしていて、父親に怒られていたそうです。
鳥山明が顔を出さない理由は?
ドラゴンボールの作者、鳥山明さんの顔初めて見た❗ pic.twitter.com/6ksGzRvEti
— タケッチ (@celica_ns1) November 17, 2017
鳥山明さんは、漫画家として有名ですが、メディアに顔を出すことはほとんどありません。
その理由は、以下のようなものが考えられます。
- 作品に集中したいから
- プライバシーを守りたいから
- 人前が苦手だから
1つずつ紹介していきます。
作品に集中したいから
鳥山明さんは、自分の顔よりも自分の作品に注目してもらいたいという考えを持っているのではないでしょうか。
もし顔出しをしてしまうと、ファンの方は作品ではなく、顔に注目が集まるため作品に集中できなくなることを避けているのかもしれません。
プライバシーを守りたいから
鳥山明さんは、自分のプライバシーを大切にしているのではないでしょうか。
顔出しをしてしまうと、ファンの方やマスコミの方が自分の生活に干渉してくることを嫌っているのかもしれません。
実際に、鳥山明さんは「ドラゴンボール風の家」を建てたことで、近所で大騒ぎになったことがあります。
また、買い物に行った先ではサインを求められて困ったこともあります。
人前が苦手だから
鳥山明さんは、人前に出ることが苦手なのではないでしょうか。
顔出しをしてしまうと、ファンの方やマスコミの方に質問されたり、インタビューされたりすることになるかもしれません。
それがストレスになってしまうことを避けているのかもしれません。
以上が、鳥山明さんが顔出ししない理由について考えてみました。
鳥山明さんは、自分の作品に全力を注いでくださっているので、ファンの方はそれを尊重していましたよね。
まとめ
鳥山明先生は知らない人や読んだことがないという人がいないというくらい全世界で愛されている作品を生み出してきました。
鳥山明先生に影響を受けた方々もたくさんいると思います。
鳥山明先生の功績が凄すぎてネット上でも悲しみの声が広がっています。
これからも鳥山明先生の作品が、末永く愛され続けることを願っています。