天皇皇后両陛下の長女、敬宮愛子内親王(としのみやあいこないしんのう)。
私達国民からは愛子さまと呼ばれて、慕われています。
2024年3月に、学習院大学文学部日本語日本文学科を卒業されました。
2024年4月からは、日本赤十字社に嘱託職員として入社することが発表され話題になりましたよね。
愛子さまの給料や年収が気になる!といった声が上がっています。
そこで今回は、日本赤十字社での仕事内容や愛子さまの今後の皇室活動についてもご紹介していきます。
愛子さまの日本赤十字社での給料や年収はどのくらい?
愛子さまの日本赤十字社でのお給料は、明らかになっていません。
募集要項によれば、2024年度の事務職の常勤の嘱託職員の給料は130,000円となっています。
そうすると年収は1,560,000円となります。
手当などがつくと考えると、もう少し高くなるのではないでしょうか。
愛子さまの日本赤十字社での仕事内容は?
愛子さまは、事業局パートナーシップ推進部ボランティア活動推進室青少年・ボランティア課に配属されました。
ここでは、ボランティアの育成や研修などを行ないます。
さらに防災教育・国際交流・国際人道法の3つに細かく分類されています。
防災教育は、自然災害に対して自分自身で知識を身に付けて危険から身を守る力を育成します。
国際交流は、国内外のメンバーが交流し赤十字の活動を活性化させて人材の育成を目的とします。
国際人道法は、国際人道法教育プログラム「人道法の探求」を用いて学校教育での国際人道法の普及を目指しています。
愛子さまはこれらの業務を担っていくと考えられます。
ちなみに、日本赤十字社の仕事内容は国内災害救護・青少年赤十字・救急法講習・看護師等の養成・国際活動の5点です。
詳しい内容は以下の通りです。
- 国内災害救護:災害で苦しむ人々のための医療支援
- 青少年赤十字:子供達の育成活動
- 救急法講習:健康で安全な生活を営むための講習
- 看護師等の養成:医療の担い手を育てるための活動
- 国際活動:武力紛争や自然災害などでの医療救護や救援物資の提供、開発協力、救援金募集等の活動
そもそも、日本赤十字社とはどんな会社なのでしょうか。
日本赤十字社の発表している定義は以下の通りです。
日本赤十字社は、世界191の国と地域にある赤十字・赤新月社のひとつとして、日本赤十字社法という法律に基づいて設立された法人です。東京に本社を置き、全国47都道府県にある支部、病・産院、血液センター、社会福祉施設などを拠点に、国内外の災害救護、医療、血液、社会福祉などの事業、救急法の普及、青少年赤十字、ボランティア活動など、幅広い分野で活動しています。
日本赤十字社:学校と地域でつくる学びの未来 (mext.go.jp)
前身の博愛社(はくあいしゃ)は、1877年(明治10年)5月1日に設立されました。
1887年(明治20年)には日本赤十字社に改称します。
「日赤」の略称で知られていますよね。
2024年5月現在の名誉総裁は、皇后雅子(まさこ)さまです。
日本赤十字社の名誉総裁は、代々皇后陛下が担うことになっています。
ちなみに、日本赤十字社は台湾地震でも資金援助を行なっていました。
◤台湾東部沖地震から間もなく1か月◢
— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) April 30, 2024
現在もM6クラスの余震が確認されている台湾。
台湾赤は、捜索・救助活動や一時避難場所の設営などを実施し、今後、被災者の生活を支える復興支援も計画しています。
日赤は台湾赤の活動を支えるため、資金援助を行いました。 pic.twitter.com/FJjAK0xEhQ
また今年1月1日に発生した能登半島地震でも、支援活動を行なっています。
◤知って、シェアする能登半島の今◢
— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) May 2, 2024
地震発生から4ヶ月。
今でも、被災地では復興に向けて支援活動が続いています。
そんな支援の現場から、一人でも多くの方に、知ってほしい想いや活動をまとめました。
ぜひ、あなたの「リポスト」や「いいね」で、能登半島の今を伝えてください。
日本赤十字社の取り組みを知ることは、災害の支援活動を知ることにも繋がりますね。
愛子さまの今後の皇室活動はどうなる?
愛子さまは、就職した後ももちろん皇室活動を続けられます。
宮中祭祀や宮中の公的な行事、式典への出席といった皇室としての活動を両立すると発表されました。
どちらを優先するかは個々のケースで判断していくとか。
週に2,3回のペースで働かれます。
愛子さまは学習院大学卒業後、大学院進学や海外留学を選ばれる可能性が濃厚でした。
しかし、愛子さまが選ばれたのは就職です。
その理由には、成年皇族の減少によって一人一人の公務が減ったことにあります。
皇族の方の人数は年々減っていますよね。
2021年には、愛子さまの従姉である小室眞子(こむろ まこ)さんが結婚して皇室を離脱しました。
2024年5月の時点で人数は17名おられますが、公務が可能な方は限られてしまいます。
ちなみに、男性皇族は5名しかおられません。
そのことを踏まえると、公務を担える愛子さまがどれほど貴重な存在かがわかりますよね。
また両陛下を助けたい、特に雅子さまを支えたいというお気持ちがあったとか。
まだまだ療養中の雅子さま単身での公務は、2024年5月時点でも難しいといいます。
天皇陛下もお忙しいので、ではご自分が支えたいと考えられたとか。
先述したように、日本赤十字社の名誉総裁は2024年5月現在雅子さまが務められています。
職員としても支えたいと考えていらっしゃるのでしょう。
ちなみに、愛子さまがお手本にしているのは、天皇陛下の妹黒田清子(くろだ さやこ)さんだと言われています。
2021年に愛子さまが成人された際に、ティアラを新調せずに黒田清子さんからお借りしたことは有名ですよね。
黒田清子さんも、山階鳥類研究所に勤めながら公務をされていました。
愛子さまが進路について黒田清子さんにご相談されたことは間違いないでしょう。
また、愛子さまには「誰かを助けたい」といったお気持ちがあるようです。
テレビで観た被災地で活躍されているボランティアの姿に、感銘を受けたと語っています。
そして、災害ボランティアに関心を持つようになったとか。
少しでも社会に貢献できればとお思いになっていたようです。
こういったお気持ちから、日本赤十字社に就職しようとお決めになったんですね。
お仕事と公務の両立の大変さは計り知れませんが、頑張っていただきたいです。
まとめ
これまで、愛子さまの日本赤十字社での給料や年収、仕事内容や今後の皇室活動についてご紹介してきました。
- 募集要項によれば日本赤十字社での給料は130,000円
- 年収は1,560,000円
- 事業局パートナーシップ推進部ボランティア活動推進室青少年・ボランティア課に配属
- お仕事と公務を両立していく
愛子さまのニュースを観ると、優しく気品溢れる笑顔に癒されますよね。
お仕事と公務の両立は大変だと思いますが、身体を壊さないように頑張ってほしいです。
愛子さまの今後のご活躍に注目ですね。
応援しています!